石舞台古墳へは、飛鳥駅から赤かめで約16分、橿原神宮前駅東口から約25分です。平日には、橿原神宮前駅東口発で石舞台止まりの便もあります。バスの運行本数は曜日や時期によって変わるため、出発前に公式時刻表を確認しましょう。
この記事では、バス・自転車・車それぞれの行き方と、石舞台を見たあとに次の史跡へどう進むかをまとめます。
- 飛鳥駅・橿原神宮前駅からのバスの乗り方と乗車時間
- 車で行くときの駐車場の条件
- レンタサイクルの借り方と返し方
- 石舞台から次の史跡へ歩く3つの散策ルート
最新情報|駐車場は2026年10月31日、バスは10月29日に確認
- 石舞台古墳有料駐車場:2026年11月15日までの土日祝は、普通車が完全予約制です
- 国営飛鳥歴史公園 石舞台地区駐車場:2026年11月15日までは一般の普通車は利用できず、二輪車(バイク・自転車)専用の駐輪場になっています。身障者用駐車スペースは利用できます
- 明日香周遊バス「赤かめ」:2026年11月15日までの土日祝は増便運行
- 11月16日以降の駐車場の運用は、出かける前に公式案内で確かめてください

結論|石舞台古墳への行き方は旅程で選ぶ

- 基本は、飛鳥駅か橿原神宮前駅東口から赤かめに乗り、「石舞台」で降りる
- 「石舞台」停留所から古墳の入口までは、歩いて約3分
- 車で行く日は、駐車場の予約の要否と、停められる駐車場を先に確かめる
行き方の比較
行き方ごとの目安を、表にまとめます。
表A|石舞台古墳への行き方の比較
| 行き方 | 目安 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 赤かめ(飛鳥駅から) | 乗車約16分・320円 | 高松塚古墳など飛鳥駅側とつなぐ人 |
| 赤かめ(橿原神宮前駅から) | 乗車約25分・440円 | 大阪・京都方面から橿原神宮前駅で降りる人 |
| 明日香周遊バスフリー乗車券(1日券) | 大人750円・小児380円 | 1日に何か所もバスで巡りたい人 |
| 徒歩 | 駅からは距離がある | 周辺の史跡とあわせて歩いて巡る人 |
| レンタサイクル | 営業所により乗り捨て可 | 何か所も自分のペースで巡りたい人 |
| 車 | 時期により予約制 | 家族連れ、荷物が多い人 |
※2日フリー乗車券(大人1,100円・小児550円)もあります。利用できる路線や購入場所は、本文中の公式案内をご確認ください。
※乗車時間は「明日香周遊バス『赤かめ』」時刻表(2026年9月1日〜2027年3月31日)による目安、運賃は大人片道。「石舞台」停留所から古墳までは徒歩3分(国営飛鳥歴史公園の案内)。2026年10月29日確認。
迷ったときの選び方
行き方の選び方
- 初めてで、石舞台を中心に見たい:赤かめで「石舞台」へ。見学のあとは、橘寺など周辺の史跡を歩いて巡るのもおすすめです
- 1日で何か所も巡りたい:明日香周遊バス1日フリー乗車券を活用して、気になる史跡を巡りましょう。自分のペースで回りたいなら、レンタサイクルもおすすめです
- 車で行く:時期によって駐車場の予約が必要です。出発前に日付を確かめてください
みこ赤かめは、橿原神宮前駅東口と飛鳥駅のあいだを、石舞台を経由して走るバスです。「飛鳥駅から入って橿原神宮前駅へ」というルートをベースに、旅のプランを立ててみてはいかがですか。
車を使わない飛鳥観光の全体像は、こちらにまとめています。
飛鳥観光は車なしでも楽しめる? バス・電動自転車・徒歩の巡り方
石舞台古墳の場所と駅・バス停の位置関係


石舞台古墳は、明日香村の島庄(しまのしょう)にある古墳です。国営飛鳥歴史公園の「石舞台地区」の中にあります。
近鉄の駅からは離れているため、赤かめで最寄りの「石舞台」停留所まで行くのが基本です。停留所から古墳までは、歩いて3分ほどです。
「石舞台」停留所から古墳の入口まで
赤かめの「石舞台」停留所は、道路沿いではなく、飛鳥観光協会の石舞台古墳有料駐車場の中にあります。バスは駐車場に入って停まります。


駐車場の中にはトイレがあり、バスが走る道へ出る出口もあります。古墳の入口へは、緩やかな上り坂を歩きます。


入口へ向かう途中、右手に「明日香の夢市」があり、2階は「農村レストラン夢市茶屋」です。その先に、石舞台古墳の入口があります。停留所から入口までは、公式の案内で徒歩約3分です。


帰りに「石舞台」から乗るときは、飛鳥駅方面と橿原神宮前駅東口方面の行き先を、乗車前に案内表示で確認してください。
石舞台古墳周辺の施設と駐車場
石舞台古墳の周辺には、古墳の見学エリア、赤かめの停留所、利用条件が異なる3つの駐車場があります。
名前が似ている場所もあるため、それぞれの違いを表で整理しました。
表B|石舞台周辺の施設と駐車場
| 場所 | どんなところか |
|---|---|
| 石舞台古墳 | 拝観料が必要な見学エリア。開園は9:00〜17:00(受付16:45まで) |
| 赤かめ「石舞台」停留所 | 有料駐車場の中にある最寄りの停留所。古墳まで徒歩約3分 |
| 石舞台古墳有料駐車場 | 飛鳥観光協会の有料駐車場。時期により普通車も予約制。場内にトイレあり |
| 国営飛鳥歴史公園 石舞台地区駐車場 | 通常は無料駐車場。期間により一般の普通車は利用休止となり、二輪車専用の駐輪場になる |
| 明日香の夢市・夢市茶屋の駐車場 | 夢市・夢市茶屋の利用者専用(19台)。混雑時は90分制 |
※国営飛鳥歴史公園、あすか時間(明日香村観光サイト)、あすか夢耕社の公式案内(駐車場は2026年10月31日、開園時間は10月29日確認)と、編集部の現地確認による。
古墳を見学するために車を停められるのは、有料駐車場と、国営公園の駐車場(二輪車専用になる期間を除く)です。夢市・夢市茶屋の駐車場は、お店の利用者のための駐車場です。カーナビや地図アプリで目的地を入れるときは、どの駐車場を指しているかを確かめてください。
なお、編集部が訪れたときには、石舞台を囲む生垣が以前より低くなっていて、見学エリアの外からも石舞台の堂々とした姿が見やすくなっていました。
石室の大きさや見学のポイント、拝観料は、こちらの記事にまとめています。
石舞台古墳の見どころ|石室・蘇我馬子説・所要時間と周辺の巡り方
飛鳥駅から石舞台古墳へ


飛鳥駅は、近鉄吉野線の駅です。駅前から赤かめに乗れて、レンタサイクルのお店もあります。


赤かめで行く
飛鳥駅から「石舞台」までは、赤かめで約16分です。運賃は大人320円です。
飛鳥駅を出たバスは、高松塚、天武・持統陵、川原、岡橋本、島庄などの停留所を経て「石舞台」に着きます。高松塚古墳を先に見てから石舞台へ向かう日は、「高松塚」停留所から同じ赤かめに乗れます。
表C|飛鳥駅から石舞台への赤かめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 乗る場所 | 飛鳥駅 |
| 降りる停留所 | 石舞台 |
| 乗車時間の目安 | 約16分 |
| 運賃(大人) | 320円 |
| 本数の目安 | 平日はおおむね1時間に1本。土日祝は時期によって異なり、春・秋の増便期間は約30分間隔の日も |
※2026年9月1日〜2027年3月31日の時刻表による。2026年10月29日確認。
時刻表と路線図は、明日香村の公式ページで確かめられます。
歩いて行く場合
飛鳥駅から石舞台古墳まで歩くこともできますが、駅のすぐ近くではありません。初めて訪れる日は、行きは赤かめを使い、歩くのは石舞台に着いてから周辺の史跡へ向かう区間にしておくと、予定を立てやすくなります。
大阪・京都方面から飛鳥駅までの電車での行き方は、こちらにまとめています。
橿原神宮前駅から石舞台古墳へ


橿原神宮前駅は、近鉄の橿原線・南大阪線・吉野線が集まる駅です。大阪・京都方面から着きやすく、赤かめの始発停留所「橿原神宮前駅東口」があります。


赤かめで行く
橿原神宮前駅東口から「石舞台」までは、赤かめで約25分です。運賃は大人440円です。
バスは、甘樫丘、飛鳥、明日香奥山・飛鳥資料館西、飛鳥大仏、万葉文化館西口、岡橋本、島庄などの停留所を経て「石舞台」に着きます。
表D|橿原神宮前駅東口から石舞台への赤かめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 乗る場所 | 橿原神宮前駅東口 |
| 降りる停留所 | 石舞台 |
| 乗車時間の目安 | 約25分 |
| 運賃(大人) | 440円 |
| 注意 | 17時以降に東口を出る「赤かめ循環」は「石舞台」に停まりません |
※2026年9月1日〜2027年3月31日の時刻表による。2026年10月29日確認。
1日フリー乗車券を使う
石舞台を含めて何度か赤かめに乗る日は、「明日香周遊バス1日フリー乗車券」も検討できます。大人750円、小児380円で、赤かめに1日何度でも乗り降りできます。2日券(大人1,100円、小児550円)もあります。
橿原神宮前駅東口から石舞台まで片道440円なので、往復だけでも880円になります。往復に加えて途中で乗り降りする日なら、フリー乗車券を候補に入れてください。紙の乗車券は橿原神宮前駅の中央改札口などで買えるほか、モバイルチケットもあります。種類や買える場所は、奈良交通の案内で確かめられます。
赤かめ・桜井飛鳥線・コミュニティバスを組み合わせた土日祝の巡り方は、こちらで紹介しています。
土日祝の飛鳥・藤原バス旅|周遊パスと徒歩で巡る車なし観光ガイド
橿原神宮前駅から自転車で向かう
橿原神宮前駅には、明日香レンタサイクルの橿原営業所があります。駅の東出口を出て左手、奈良交通のバス停前のビルにあると案内されています。営業所に駐車場はありません。料金や返し方は、後半のレンタサイクルの章でまとめます。



特に夕方の時刻表は要チェックです!
平日の「石舞台」発、最後の赤かめは、飛鳥駅方面が17時02分、橿原神宮前駅東口方面が16時57分です。
土日祝は時刻が変わるので、帰りのバスを先に確認しておくと安心ですよ。
車で石舞台古墳へ|駐車場と混雑対策


車で石舞台古墳へ向かう場合、いつ行くかで駐車場の条件が変わります。古墳の見学で車を停められるのは、飛鳥観光協会の有料駐車場と、国営飛鳥歴史公園の石舞台地区駐車場です。ただし国営公園の駐車場は、時期によって一般の普通車が利用できません。
石舞台古墳有料駐車場
飛鳥観光協会の有料駐車場です。赤かめの「石舞台」停留所もこの駐車場の中にあります。時期によって、普通車も予約制になります。


いま適用されている特別運用を先に、通常時の条件をその下にまとめます。
表E|石舞台古墳有料駐車場(普通車)
| 時期 | 条件 |
|---|---|
| 特別運用期間(2026年9月19日〜11月15日) | 土日祝は完全予約制・2,000円/日(9:00〜16:00、事前決済、予約は当日7:45まで)。平日は予約不要・1,000円/回 |
| 通常時 | 普通車500円。5月2日〜6日は1,000円 |
※あすか時間「『飛鳥・藤原の宮都』へは公共交通機関で」(2026年10月31日確認)および「石舞台古墳」ページ(2026年10月29日確認)による。問い合わせは飛鳥観光協会(0744-54-3240)。
予約が必要な日に予約なしで向かうと、駐車できません。11月16日以降の料金や予約の条件も、出かける前に公式案内で確かめてください。予約方法は、次の公式ページから確認できます。
あすか時間「『飛鳥・藤原の宮都』へは公共交通機関で」(石舞台古墳有料駐車場の案内と予約)
貸切バス・観光バスで訪れる場合
貸切バス・観光バスで石舞台古墳有料駐車場を使う場合は、予約制です。マイクロバスや小型バスも、予約の対象になります。
予約制の期間(2027年3月31日まで)は、バスの大きさにかかわらず、午前(9:00〜12:00)と午後(13:00〜16:00)の枠ごとに3,000円です。精算は現地での現金払いのみと案内されています。
予約制の期間が終わったあとの条件は、出かける前に飛鳥観光協会へ確認してください。
※予約制と枠ごとの料金は、あすか時間「『飛鳥・藤原の宮都』へは公共交通機関で」による。マイクロバス・小型バスも予約対象で、期間中は大きさにかかわらず同じ料金であることは、編集部が飛鳥観光協会に電話で確認した内容(2026年11月5日)。
国営飛鳥歴史公園 石舞台地区駐車場
国営飛鳥歴史公園の石舞台地区にも駐車場があります。通常は無料の駐車場で、台数は普通車14台・身障者用2台です。
ただし、2026年9月19日から11月15日までは、一般の普通車の利用が休止されています。この期間は、二輪車(バイク・自転車)専用の駐輪場として使われています。身障者用駐車スペースは、この期間も利用できると案内されています。


編集部が10月下旬に訪れたときも、駐車場に「二輪車専用駐輪場(バイク・自転車)」の看板が立ち、身障者用駐車スペースの案内も出ていました。
11月16日以降の運用は、国営飛鳥歴史公園の案内で改めて確かめてください。
このほか、古墳の入口へ向かう途中にある「明日香の夢市」「夢市茶屋」の駐車場(19台)は、夢市・夢市茶屋を利用する人の専用です。混雑時は90分制と案内されています。古墳見学のための駐車場として考えないでください。


混雑する日の考え方
混雑しやすい日は、次の順で考えると予定を立てやすくなります。
- 土日祝は、まず公共交通を検討する:明日香村も「なるべく公共交通機関を」と呼びかけています
- 車で行くなら、平日を選ぶ:予約制の期間でも、平日は予約なしで停められる運用があります
- 車と自転車を組み合わせる:別の場所に車を停めて、レンタサイクルで石舞台へ向かう方法もあります



「石舞台の駐車場」と一口に言っても、飛鳥観光協会の有料駐車場、国営公園の駐車場、お店の利用者専用の駐車場があり、条件は別々です。車で行く日は、どこに停めるかを決めてから出かけてください。
レンタサイクルで石舞台へ行く


自分のペースで何か所も巡りたい日は、レンタサイクルも候補になります。
明日香レンタサイクルなら石舞台で返せる
明日香レンタサイクルは、飛鳥駅前、橿原(橿原神宮前駅の東出口)、石舞台、亀石に営業所があります(高松塚営業所は団体予約のみ)。この4つの営業所のあいだでは乗り捨てができ、乗り捨て料は1台200円です。


たとえば、飛鳥駅前や橿原神宮前駅で借りて周辺を巡り、最後に石舞台営業所で返して、赤かめで駅へ戻るという組み立てができます。
表F|明日香レンタサイクルの基本
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 料金(1日1台) | 自転車1,200円/電動自転車1,700円 |
| 営業時間 | 9:00〜17:00 |
| 乗り捨て | 4営業所のあいだで可・1台200円 |
| 注意 | 雨天時は閉店していることがある。電動は台数に限りあり |
※明日香レンタサイクル公式サイト・よくある質問による(2026年10月29日確認)。問い合わせは0744-54-3919。
料金や営業所の最新情報は、公式サイトで確かめられます。
自転車で向かうときの注意
明日香レンタサイクルのよくある質問では、村内には坂道があり、標高でいうと石舞台古墳がいちばん高く、ゆるやかながら坂だと案内されています。石舞台まで自転車で向かう日は、電動自転車を先に考えると体の負担を抑えやすくなります。ただし、電動自転車は台数に限りがあり、当日借りられるとは限りません。
同じよくある質問では、暗くなってからの乗車は控えるよう呼びかけています。帰りの時刻にも余裕をもってください。
ほかの店との違いや、借り方・返し方の詳しい条件は、こちらにまとめています。
飛鳥のレンタサイクルの使い方|料金・店舗・電動自転車・乗り捨てを比較
石舞台古墳から次はどこへ行く?


石舞台古墳を見たあとは、歩いて次の史跡へ。おすすめの散策ルートを3つ紹介します。どれも最短の道順ではなく、史跡と道のつながりを楽しむための散策案です。一日の時間配分は、その日の体力と帰りの電車に合わせて決めてください。
編集部が現地で歩いて確かめたのは、石舞台古墳 → 橘寺 → 川原寺跡 → 飛鳥宮跡 → 飛鳥寺の道筋です。A・B・Cは、この道筋をもとに、旧道や古墳群、周辺の史跡を組み合わせた散策案です。
3つの散策ルートの違いを、表で比べます。
表G|石舞台から先の3つの散策ルート
| ルート | 特徴 |
|---|---|
| A|岡寺方面の旧道 | 旧道を歩き、飛鳥宮跡から飛鳥寺方面へ |
| B|古墳群を巡る | 橘寺から天武・持統天皇陵、中尾山古墳、高松塚古墳を経て飛鳥駅へ |
| C|橘寺・川原寺跡 | 寺院跡から飛鳥宮跡、飛鳥京跡苑池、酒船石遺跡、飛鳥寺へ |
A|岡寺方面の旧道を歩いて飛鳥宮跡へ
石舞台古墳から岡寺方面の旧道を通って、飛鳥宮跡へ。飛鳥京跡苑池、酒船石遺跡を巡り、飛鳥寺へ向かう散策案です。「岡寺方面」は道の方角の目安で、岡寺への参拝を組み込まなくてもかまいません。
石舞台古墳 → 岡寺方面の旧道 → 飛鳥宮跡 → 飛鳥京跡苑池 → 酒船石遺跡 → 飛鳥寺
古い道をたどって、宮の跡、庭園、石造物、寺へとつないでいく歩き方です。歩く前に地図で道筋を確かめ、現地の案内表示も見ながら進んでください。
飛鳥宮跡から飛鳥寺までの史跡は、こちらで紹介しています(Cでも通ります)。
B|橘寺から古墳群をたどって飛鳥駅へ
古墳を巡りながら、飛鳥駅へ向かうルートです。帰りを飛鳥駅にする日におすすめです。
石舞台古墳 → 橘寺 → 天武・持統天皇陵 → 中尾山古墳 → 高松塚古墳 → 飛鳥駅
高松塚古墳から飛鳥駅までは、下の高松塚古墳アクセス記事で紹介しています。
さらに時間と体力に余裕があれば、飛鳥駅の周辺から牽牛子塚古墳へ足をのばすこともできます。ここは、体力とご相談ですね。
高松塚古墳への行き方と、高松塚から飛鳥駅までの道は、こちらで詳しく紹介しています。
高松塚古墳へのアクセス|飛鳥駅から徒歩・バス・自転車・車で行く方法
C|橘寺・川原寺跡から飛鳥宮跡へ
石舞台古墳から橘寺へ。川原寺跡・弘福寺を巡って飛鳥宮跡へ向かい、飛鳥京跡苑池、酒船石遺跡を経て飛鳥寺まで歩くルートです。寺院、宮殿の跡、庭園、不思議な石造物と、飛鳥ならではの見どころを一度に楽しめます。
石舞台古墳 → 橘寺 → 川原寺跡・弘福寺 → 飛鳥宮跡 → 飛鳥京跡苑池 → 酒船石遺跡 → 飛鳥寺
さらに余裕があれば、飛鳥寺から水落遺跡に立ち寄るのもおすすめです。
AとCは、どちらも飛鳥宮跡を経て飛鳥寺へ向かいます。違うのは、石舞台古墳から飛鳥宮跡までの道です。旧道を歩くならA、橘寺や川原寺跡にも立ち寄るならC。その日の気分で選んでみてください。
橘寺と川原寺跡・弘福寺、水落遺跡の見どころは、こちらで紹介しています。
バスを組み合わせる場合
歩く区間を短くしたい日は、赤かめを組み合わせることもできます。
- 川原:石舞台から飛鳥駅方面へ向かう赤かめで約5分。弘福寺は「川原」停留所のほぼ目の前です
- 飛鳥大仏:石舞台から橿原神宮前駅方面へ向かう赤かめで約6分。飛鳥寺の最寄り停留所です
「石舞台」停留所は有料駐車場の中にあります。飛鳥駅方面と橿原神宮前駅東口方面の行き先を、乗車前に案内表示で確認してください。
※バスの所要時間は、2026年9月1日〜2027年3月31日の時刻表による目安。弘福寺と「川原」停留所の位置関係は、編集部の現地確認による。
酒船石遺跡や万葉文化館のあたりでバスに乗り降りするときは、次の点も知っておくと便利です。
整理のポイント
- 万葉文化館と酒船石遺跡は、駐車場をはさんで隣り合っています:同じ施設ではありませんが、すぐ近くです。丘の上の「酒船石」と、丘の下の「亀形石造物」は見学する場所が分かれています
- 停留所の名前に注意:赤かめは、万葉文化館の出口すぐにある「万葉文化館西口」に停まります。桜井飛鳥線は、敷地内の「万葉文化館」に停まります。名前は似ていますが、別の停留所です
- 周遊バスフリー乗車券も選択肢です:何か所もバスで巡る日は、明日香周遊バスフリー乗車券も検討できます。1日券は大人750円・小児380円、2日券は大人1,100円・小児550円です。利用できる路線や購入場所は、本文中の公式案内をご確認ください
食事と休憩の計画
注意したいこと
- 明日香村は飲食店が限られます:編集部が歩いた実感として、どこでもすぐに食事ができるわけではありません
- 食事の場所は先に決めておくと安心です:食事をするなら、万葉文化館・飛鳥資料館・岡寺の周辺や、飛鳥駅の周辺などで予定を立てておくと安心です。石舞台や飛鳥寺のすぐ近くは、お店の選択肢が限られます
- 店内で食べる予定なら:営業日と営業時間を事前に確認し、予約できるお店なら予約しておくと安心です
- お弁当を持っていく方法もあります:食べてよい場所や施設の利用ルールは、現地の案内に従ってください
- 村内で見つからないとき:橿原神宮前駅や大和八木駅の周辺まで出て食事をとる方法もあります(いずれも明日香村の外です)



歩くか、バスに乗るかは、その日の暑さと体力で決めてかまいません。帰りの電車の時刻から逆算して、最後の見学地を決めておくと、夕方にあわてずにすみます。
高松塚古墳・キトラ古墳と組み合わせる場合


石舞台古墳と、明日香村の南西にある高松塚古墳・キトラ古墳を同じ日に巡ることもできます。
高松塚古墳とは赤かめでつながる
石舞台から飛鳥駅方面へ向かう赤かめに乗ると、「高松塚」停留所まで約14分です。高松塚古墳を先に見る日は、逆に「高松塚」から石舞台方面へ乗ります。
飛鳥駅で降りて高松塚古墳を見る → 赤かめで石舞台へ → 橿原神宮前駅へ抜ける、という組み立てなら、同じ道を引き返さずにすみます。歩いて高松塚へ向かう場合は、前の章の「B」を参考にしてください。
キトラ古墳は通常の赤かめ路線から外れる
キトラ古墳は、通常の赤かめの路線から外れた場所にあります。石舞台と同じ日に訪れるなら、キトラ古墳への行き方(徒歩・バス・車など)を先に決めておくと、組み立てやすくなります。行き方は、こちらの記事で詳しく紹介しています。
キトラ古墳へのアクセス|壺阪山駅・飛鳥駅からの徒歩、バス・駐車場を現地案内
通常の赤かめが通らないキトラ古墳へは、予約制の「あすかデマンド乗合交通」を利用する方法もあります。「キトラ古墳・四神の館」にも乗降場所が設けられています。
ただし、観光客は事前のWeb予約が必要で、通常の路線バスのようにその場で乗れるわけではありません。少し準備が必要ですが、歩く距離を短くしたい方には便利な選択肢です。
予約方法や利用できる停留所は、明日香村公式「あすかデマンド乗合交通」で確認してください。



石舞台は東寄り、高松塚・キトラは南西寄りです。1日で両方へ行くなら、移動の時間も見学時間と同じくらい大切になります。欲ばりすぎず、どちらを中心にするかを先に決めておくと安心です。
石舞台古墳へのアクセスに関するよくある質問


運賃・駐車場の条件は、2026年10月時点で公式情報を確認した内容です。出かける前に、本文中の公式リンクから最新の情報を確かめてください。
明日香周遊バス「赤かめ」の「石舞台」停留所です。停留所は飛鳥観光協会の有料駐車場の中にあり、降りてから古墳の入口まで歩いて3分ほどです。飛鳥駅・橿原神宮前駅東口のどちらからも乗れます。
巡れます。駅から石舞台までは赤かめで向かい、着いてからは周辺の史跡へ歩いてつなぐか、赤かめに乗り直します。何か所も巡る日は、1日フリー乗車券やレンタサイクルも組み合わせられます。
高松塚古墳など飛鳥駅周辺の史跡と組み合わせるなら飛鳥駅、大阪・京都方面から向かうなら橿原神宮前駅が便利です。
赤かめの乗車時間は、飛鳥駅から約16分、橿原神宮前駅東口から約25分。平日には、橿原神宮前駅東口発で石舞台止まりの便もありますので、訪問日の時刻表を見て選ぶとよいでしょう。
大人片道で、飛鳥駅から石舞台まで320円、橿原神宮前駅東口から石舞台まで440円です(2026年10月29日確認)。何度か乗り降りする日は、1日フリー乗車券(大人750円)も検討してください。
赤かめは平日おおむね1時間に1本。土日祝は時期によって運行本数が異なり、春・秋の増便期間には約30分間隔で運行する日もあります。2026年9月からの時刻表では、2026年9月19日〜11月15日と2027年3月6日〜3月28日の土日祝が増便期間です。出発前に時刻表を確認しておくと安心です。
歩くこともできますが、駅のすぐ近くではありません。初めての日は、行きは赤かめを使い、石舞台に着いてから周辺の史跡へ歩くと予定を立てやすくなります。
あります。古墳の見学で使えるのは、飛鳥観光協会の石舞台古墳有料駐車場と、国営飛鳥歴史公園の石舞台地区駐車場で、条件は別々です。国営公園の駐車場は、通常は無料ですが、時期によって一般の普通車が利用できず、二輪車専用の駐輪場になります(身障者用駐車スペースは利用可)。有料駐車場も、時期によって普通車が土日祝に予約制になります。近くの「明日香の夢市」「夢市茶屋」の駐車場は、お店の利用者専用です。
予約制の期間中は、土日祝に予約なしでは有料駐車場に停められません。訪れる日が予約制の期間かどうかを、出発前に公式案内で確認してください。
はい。明日香レンタサイクルには石舞台営業所があり、飛鳥駅前や橿原などの営業所との間で乗り捨てができます。乗り捨て料金は1台200円です。
石舞台での乗り捨てが便利なのは、夕方まで石舞台周辺を観光したい場合です。飛鳥駅や橿原神宮前駅まで自転車で戻る時間を考えなくてよいため、最後の観光地を石舞台にする行程にも向いています。また、石舞台周辺の宿泊施設に泊まる場合にも便利です。
ただし、石舞台営業所も17時までの営業です。必ず営業時間内に返却してください。村内には坂道もあるため、体力に合わせて電動アシスト自転車を選ぶのもよいでしょう。
おすすめは3つの散策ルートです。岡寺方面の旧道を歩いて飛鳥宮跡・飛鳥寺へ向かうルート、橘寺から天武・持統天皇陵や高松塚古墳をたどって飛鳥駅へ向かうルート、橘寺・川原寺跡から飛鳥宮跡・飛鳥寺へ向かうルート。帰りの駅と体力に合わせて選んでみてください。
まとめ|石舞台古墳へは赤かめを軸に、次の行き先まで決めておく


- 赤かめで「石舞台」へ。乗車は飛鳥駅から約16分、橿原神宮前駅東口から約25分
- 停留所は有料駐車場の中。古墳の入口までは歩いて約3分
- 車で行く日は、予約の要否と停められる駐車場を出発前に確認
- 見学のあとは、帰りの駅と体力に合わせて、3つの散策ルートから選ぶのがおすすめ
赤かめの1日フリー乗車券があれば、気になる停留所で降りて、また次の史跡へ。何か所も巡りたい日の心強い味方です。車で行く日は、時期によって駐車場が予約制になります。自転車で行く日は、坂道を考えて電動自転車を先に検討し、石舞台営業所での乗り捨ても選択肢に入れてください。



「一日の最後は石舞台古墳を見たい。でも、17時までに飛鳥駅へ自転車を返しに戻るのは慌ただしい……」
そんな日は、明日香レンタサイクルの石舞台営業所で自転車を返して、帰りは赤かめに乗るという方法もあります。石舞台周辺に宿泊する方にも便利ですね。
※石舞台営業所への返却も17時まで。同社の営業所間の乗り捨ては1台200円です。帰りのバス時刻も事前に確認しておきましょう。
石舞台古墳を見学したあとは、岡寺方面の旧道を歩くか、橘寺・川原寺跡を巡るか。古墳が好きなら、天武・持統天皇陵から高松塚古墳を経て飛鳥駅へ向かうコースもおすすめです。
気になる史跡に立ち寄りながら、自分のペースで飛鳥の旅を楽しんでください。
運賃・時刻・駐車場の条件は変わることがあります。この記事は、バス・レンタサイクルは2026年10月29日、駐車場は10月31日に公式情報で確認した内容をもとにしています。出かける前に、最新の情報をお確かめください。
- 明日香村「明日香周遊バス『赤かめ』時刻表・路線図(令和8年9月1日〜令和9年3月31日)」
- 奈良交通「明日香周遊バス(かめバス)」
- あすか時間(明日香村観光サイト)「『飛鳥・藤原の宮都』へは公共交通機関で」「石舞台古墳」
- 国営飛鳥歴史公園「石舞台地区」「石舞台古墳」「公園駐車場利用について(利用休止・バス予約制導入等のご案内)」
- あすか夢耕社「明日香の夢市」
- 明日香レンタサイクル(公式サイト・よくある質問)
※奈良交通の案内で「かめバス」と呼ばれている周遊バスは、この記事で「赤かめ」と表記しているバスです。
